腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)では、糸球体における水分、カルシウム、リン(酸)のろ過量が減少する。 |
*腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)では、糸球体ろ過量(glomerular filtration rate, GFR)が減少(赤い×)するため、臨床の現場でGFRの指標とされているクレアチニン・クリアランスが減少します。
*GFRが減少するため、ろ過されて腎臓から排出されるリン(酸イオン)の量が減少し、血中のリン(酸イオン)濃度が上昇します。
*GFRが減少し、ろ過されるカルシウムイオン量は減少します。このことは血中のカルシウム濃度を上昇させます。