骨格筋は、細胞単位である筋線維により構成されている。筋線維の中には、さらに細い筋原線維が縦方向に並んでいる。骨格筋の筋原線維を光学顕微鏡で観察すると、線維の走行と垂直の方向に、横紋とよばれるシマ模様がみとめられる。横紋により暗く見える所を暗帯(A帯)、その間で明るく見える所を明帯(I帯)という。A帯の中央にいくらか明るいH帯があり、I帯の中央部にZ帯という区切りがみえる。
医歯薬出版社:生理学第2版(東洋療法学校協会編)
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