サウナなどによる体温上昇作用が発汗による体温低下作用よりも大きい場合、うつ熱とよばれる高体温になる。 |
発汗は体温を低下させます。
①サウナに入ったとします。サウナの高温は体温を強く上昇させます。サウナの高温により体温は大きく上昇します。発汗は室温を低下させます。これらは逆の方向(青)です。
② これらは逆の方向(青)であるので、負のフィードバックは発汗を亢進(赤)させます。発汗の体温低下作用は増強し、上昇していた体温は元の室温へ向けて低下します。しかし、サウナの影響は残り、高体温となります。
このような高体温をうつ熱といいます。