飲水すると(赤→青の)負のフィードバックはバソプレッシン(抗利尿ホルモン anti-diuretic hormone, ADH)の生成、内分泌、血中濃度を低下させる。 |
① 飲水したとします。飲水により血漿浸透圧は低下し(薄く、低張になり)ます。(バソプレッシン、抗利尿ホルモン ADHによって増加する水チャンネルを通じての)水分再吸収は血漿浸透圧を低下させます。これらは同じ方向(赤)です。
② これらは同じ方向(赤)なので、負のフィードバックはバソプレッシン(抗利尿ホルモン anti-diuretic hormone, ADH)の生成、内分泌、血中濃度を低下(青)させます。これにより、水チャンネルの数と水分再吸収が減少します。水分再吸収の血漿浸透圧低下作用が減弱し、低下して(薄く、低張になって)いた血漿浸透圧は、元の浸透圧(等張)へ向けて上昇します。
室温が低い時(冬)にクーラーは使わない、と似たようなものです。