「養護教諭/口/視診③:口蓋・咽頭」の版間の差分

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'''《口蓋・咽頭のアセスメント》'''<br>
'''【アセスメント項目】'''<br>
以下の項目を確認しましょう。
十分に観察できるよう必要に応じてペンライトや舌圧子を持ち、子どもに頸部を後屈してもらうか、下から見上げるようにして、以下の項目を確認しましょう。
[[ファイル:表-頭頸部--口蓋・咽頭のアセスメント.jpeg|300px|left]]  
[[ファイル:表--視診3-口蓋・咽頭の観察.jpg|300px|left]]  


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[[メディア:016口蓋・咽頭の視診.mp4|↑【動画】口蓋・咽頭の視診]]:動画と音声での説明
[[メディア:016口蓋・咽頭の視診.mp4|【動画】口蓋・咽頭の視診]]↑【動画】口蓋・咽頭の視診


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'''◆ヘルパンギーナ''':発熱と口腔粘膜にあらわれる水疱性の発疹を特徴とした急性のウイルス性咽頭炎であり、乳幼児を中心に夏季に流行する。<br>
'''★1ヘルパンギーナ'''<br>
発熱と口腔粘膜にあらわれる水疱性の発疹を特徴とした急性のウイルス性咽頭炎であり、乳幼児を中心に夏季に流行する。<br>
いわゆる夏かぜの代表的疾患である。<br>
いわゆる夏かぜの代表的疾患である。<br>
症状としては、突然の38~40℃の発熱が1~3日間続き、全身倦怠感、食欲不振、咽頭痛、嘔吐、四肢痛などがある。<br>
症状としては、突然の38~40℃の発熱が1~3日間続き、全身倦怠感、食欲不振、咽頭痛、嘔吐、四肢痛などがある。<br>
口蓋弓のアフタも見られる。<br><br>
口蓋弓の発赤を伴うアフタも見られる。<br><br>


{{QuizTitle}}
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//RAND
//RAND
頭蓋の視診・触診では、{=外傷~フケ~色~=圧痛}について確認する。
口蓋弓の発赤を伴うアフタがある場合、原因としてヘルパンギーナが考えられる。{=○~✕}  
 
//RAND
頭皮の色が、透明に近い白色の場合、正常範囲である。{=○~✕}
 
//RAND
頭髪の脱毛数が、100本/日の場合、正常範囲である。{○~=✕}


</GIFT>
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2020年2月19日 (水) 22:18時点における版

【アセスメント項目】
十分に観察できるよう必要に応じてペンライトや舌圧子を持ち、子どもに頸部を後屈してもらうか、下から見上げるようにして、以下の項目を確認しましょう。

表-口-視診3-口蓋・咽頭の観察.jpg


【動画】口蓋・咽頭の視診↑【動画】口蓋・咽頭の視診


★1ヘルパンギーナ
発熱と口腔粘膜にあらわれる水疱性の発疹を特徴とした急性のウイルス性咽頭炎であり、乳幼児を中心に夏季に流行する。
いわゆる夏かぜの代表的疾患である。
症状としては、突然の38~40℃の発熱が1~3日間続き、全身倦怠感、食欲不振、咽頭痛、嘔吐、四肢痛などがある。
口蓋弓の発赤を伴うアフタも見られる。

Challenge Quiz

1.

口蓋弓の発赤を伴うアフタがある場合、原因としてヘルパンギーナが考えられる。