運動系/筋肉/骨格筋/骨格筋と神経/受容器/筋紡錘/伸張(伸展)反射

提供:一歩一歩
2020年5月26日 (火) 14:26時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版
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筋(錘外筋)が外からの力で伸展されると、(錘外筋と並列に位置している)筋紡錘は同時に伸展されます。筋紡錘からの求心性線維は、脊髄において,その筋を支配している運動神経細胞の細胞体と興奮性単シナプスを形成しています。そのため、筋が伸展されるとその筋の収縮を強め、筋が短縮するように反射が働きます。これが伸展(伸張)反射です。

神経系/総論/活動電位の移動:伝導と伝達/活動電位の伝導/神経線維の役割分担に記載されているように、筋紡錘からの求心性(感覚)神経線維はIa線維であり、錘外筋への遠心性(運動)神経線維はAα線維です。


Challenge Quiz

1.

筋紡錘は、錐外筋と  並列 直列 に位置している。

2.

筋紡錘は錐外筋が  伸展された 過度に収縮した ときに伸展され活動電位を発生させる。

3.

筋紡錘からの求心性神経線維は  Ia Ib II III IV 線維である。

4.

筋紡錘からの求心性活動は反射的にその筋活動を  亢進 抑制 する。