「運動系/筋肉/骨格筋/収縮/型/単縮と強縮」の版間の差分

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ひとつの刺激による効果が消えない内に、次の刺激が投与された場合、効果が「加重」して、より大きな効果が得られることがある。効果が加重し得るのは、不応期(刺激しても筋肉が収縮しない時期)が短い場合だけである。  
ひとつの刺激による効果が消えない内に、次の刺激が投与された場合、効果が「加重」して、より大きな効果が得られることがある。効果が加重し得るのは、不応期(刺激しても筋肉が収縮しない時期)が短い場合だけである。  


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筋に単発の電気刺激を与えると、刺激後、0.01-0.02秒おいて、約0.1秒の瞬間的な収縮がおこる。これを「単縮」、または「攣縮」という。
筋に単発の電気刺激を与えると、刺激後、0.01-0.02秒おいて、約0.1秒の瞬間的な収縮がおこる。これを「単縮」、または「攣縮」という。
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<span style="color: black; font-family: 'MS P明朝'; mso-hansi-font-family: Times">医歯薬出版社:生理学第2版(東洋療法学校協会編)</span>
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::チャレンジクイズ::
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{=単収縮~強縮}とは、一回の活動電位による筋収縮をいう。  
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{=単収縮~強縮}とは、一回の活動電位による筋収縮をいう。
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単収縮が{=加重~収束}したものを、強縮という。  
単収縮が{=加重~収束}したものを、強縮という。  


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通常、四肢の動きをもたらすのは{~単縮~=強縮}である。  
通常、四肢の動きをもたらすのは{~単縮~=強縮}である。  


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通常、四肢の動きをもたらすのは{~単縮~=強縮}である。
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骨格筋の収縮曲線がギザギザな場合、強縮は{~完全強縮~=不完全強縮}である。  
骨格筋の収縮曲線がギザギザな場合、強縮は{~完全強縮~=不完全強縮}である。  


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骨格筋の収縮曲線が滑らかな場合、強縮は{=完全強縮~不完全強縮}である。  
骨格筋の収縮曲線が滑らかな場合、強縮は{=完全強縮~不完全強縮}である。  


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骨格筋には、単収縮は {=ある~ない }。  
骨格筋には、単収縮は {=ある~ない }。  


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骨格筋には、強縮は {=ある~ない }。  
骨格筋には、強縮は {=ある~ない }。  


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2024年3月28日 (木) 09:56時点における最新版

ひとつの刺激による効果が消えない内に、次の刺激が投与された場合、効果が「加重」して、より大きな効果が得られることがある。効果が加重し得るのは、不応期(刺激しても筋肉が収縮しない時期)が短い場合だけである。

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筋に単発の電気刺激を与えると、刺激後、0.01-0.02秒おいて、約0.1秒の瞬間的な収縮がおこる。これを「単縮」、または「攣縮」という。


これに対して、同じ電気刺激を頻回投与すると、加重が生じ、より大きな収縮力が得られることがある。これを「強縮」という。骨格筋の不応期は短いのである。


強縮には2種類ある。収縮曲線がギザギザな場合と、滑らかな場合である。ギザギザな場合を不完全強縮という。なめらかな場合を完全強縮とよぶ。


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医歯薬出版社:生理学第2版(東洋療法学校協会編)

Challenge Quiz

1.

単収縮 強縮 とは、一回の活動電位による筋収縮をいう。

2.

単収縮 強縮 とは、一回の活動電位による筋収縮をいう。

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3.

単収縮が 加重 収束 したものを、強縮という。

4.

通常、四肢の動きをもたらすのは 単縮 強縮 である。

5.

通常、四肢の動きをもたらすのは 単縮 強縮 である。

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6.

骨格筋の収縮曲線がギザギザな場合、強縮は 完全強縮 不完全強縮 である。

7.

骨格筋の収縮曲線が滑らかな場合、強縮は 完全強縮 不完全強縮 である。

8.

骨格筋には、単収縮は  ある ない

9.

骨格筋には、強縮は  ある ない

10.

骨格筋の不応期は、 短い 長い