「運動系/筋肉/骨格筋/収縮/イオン」の版間の差分

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骨格筋の収縮時に生じる活動電位により、細胞内小器官である筋小胞体の中のカルシウムイオンが筋線維内へ流入し、アクチンとミオシン分子間に電気的作用が生じます。この作用により、アクチンがミオシンの間に滑り込み、筋線維の長さが短縮します。
骨格筋の収縮時に生じる活動電位により、細胞内小器官である筋小胞体の中のカルシウムイオンが筋線維内へ流入します。これにより、ミオシンの束から突き出ている枝のような構造物(頭部)がアクチンと結合し、ATPのエネルギーにより、頭部が変形し、ミオシンの間に滑り込み、筋線維の長さが短縮します。


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2017年8月28日 (月) 16:29時点における版

骨格筋の収縮時に生じる活動電位により、細胞内小器官である筋小胞体の中のカルシウムイオンが筋線維内へ流入します。これにより、ミオシンの束から突き出ている枝のような構造物(頭部)がアクチンと結合し、ATPのエネルギーにより、頭部が変形し、ミオシンの間に滑り込み、筋線維の長さが短縮します。

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Challenge Quiz

1.

筋収縮にとって重要なイオンは、  ナトリウム カルシウム である。

2.

収縮時、カルシウムは筋細胞内の ミトコンドリア 小胞体 リボソーム ゴルジ小体 から、筋線維に供給される。