「消化器系/肝臓/肝不全/ビリルビンの抱合と排出」の版間の差分

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肝不全患者では{=高~低}ビリルビン血症となり、このため皮膚は{~蒼白~=黄疸~紅潮}となる。
肝不全患者では{=高~低}ビリルビン血症となり、このため皮膚は{~蒼白~=黄疸~紅潮}となる。
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2023年8月29日 (火) 16:57時点における版

POINT!

動画と音声での説明

03980.jpg

肝臓では、非抱合(間接)型ビリルビンを抱合(直接)型ビリルビンに変換するグルクロン酸抱合が行われています。また、抱合(直接)型ビリルビンは胆汁に排出されます。

肝不全では、高ビリルビン血症となり、黄疸となります。

BilirubinConjugationFailure.jpg

肝不全では、グルクロン酸抱合が低下するため、非抱合(間接)型ビリルビンが高値となります。


BilirubinExcretionFailure.jpg

肝不全では、胆汁への排出が低下するため、抱合(直接)型ビリルビンが高値となります。


BilirubinLiverFailure.jpg

肝不全では、非抱合(間接)型ビリルビンも抱合(直接)型ビリルビンも高値となります。


Challenge Quiz

1.

肝不全患者では、ビリルビンは 上昇 低下 する。

2.

肝不全患者では ビリルビン血症となり、このため皮膚は 蒼白 黄疸 紅潮 となる。

3.

肝不全患者では ビリルビン血症となり、このため皮膚は 蒼白 黄疸 紅潮 となる。


4.

肝不全患者では、 抱合型 非抱合型 ビリルビンが高値となる。