「概論/エネルギー代謝/アデノシン三リン酸(ATP)/リン酸結合」の版間の差分

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ATP → ADP + P の反応は、{=加水分解~リン酸化反応}である。  
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アデノシン三リン酸 adenosine tri-phosphate (ATP)の{~アデノシン~=リン酸}の結合に化学的エネルギーが多い。  
アデノシン三リン酸 adenosine tri-phosphate (ATP)の{~アデノシン~=リン酸}の結合に化学的エネルギーが多い。  

2024年3月12日 (火) 09:52時点における版

動画と音声での説明

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アデノシン三リン酸adenosine tri-phosphate (ATP)は名前のとおり、Aと書いてあるアデノシンに、Pと書いてあるリン酸が3つ結合した構造をしています。赤い横線で描いたリン酸の結合に(概念的には)エネルギーがあるのです。1箇所の結合をEと記しておきます。そのエネルギーが細胞活動に使われます。リン酸の結合がなくなるので、ATPは、ADPと略されているアデノシン二リン酸と、リン酸とに分解されます。

エネルギーが取り出される(先が三角の赤い印)と、リン酸結合が外れるので、アデノシン三リン酸はアデノシン二リン酸とリン酸とに分解(黄色い矢印)されます。

(注意)正確にはATPからリン酸が外れADPとなる際、ATPに含まれるエネルギーとADPに残るエネルギーの差が放出されるのであり、リン酸結合にエネルギーがあるわけではありません。しかし、<概念的に>「高エネルギー結合」と説明されることが多いので、このステップでは、それに合わせます。

Challenge Quiz

1.

アデノシン三リン酸 adenosine tri-phosphate (ATP)に含まれる化学的エネルギーは、ADPより 多い 少ない

2.

ATP → ADP + P の反応の際、細胞活動に利用できる化学的エネルギーは 放出 蓄積 される。

3.

ATP → ADP + P の反応は、 加水分解 リン酸化反応 である。

4.

アデノシン三リン酸 adenosine tri-phosphate (ATP)の アデノシン リン酸 の結合に化学的エネルギーが多い。

5.

ATP → ADP + P の反応の際、細胞活動に利用できる化学的エネルギーは 放出 蓄積 される。

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