循環器系/心臓/心拍/心周期/弛緩期(等容性弛緩期)

提供:一歩一歩
2013年7月1日 (月) 13:33時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版
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POINT!


弛緩期.jpg

弛緩期は、心室が弛緩し、心室内圧が低下し、動脈圧よりも低い時期です。 そのため、房室弁(の手前にあり)開く圧である心房内圧が、房室弁(の先にあり)閉じる圧である心室内圧よりも低く、房室弁は閉じています。また、動脈弁(の手前にあり)開く圧である心室内圧は、動脈弁(の先にあり)閉じる圧である動脈圧よりも低く、動脈弁は閉じています。心室から心房に血流はありません。

 

Challenge Quiz

1.

弛緩期(等容性弛緩期)には、心室筋は  収縮している.弛緩している

弛緩期(等容性弛緩期)には、心室内圧は  上昇している.低下している

弛緩期(等容性弛緩期)には、心室内圧は心房内圧に比べて  高い. 低い

弛緩期(等容性弛緩期)には、房室弁は  開いている.閉じている

弛緩期(等容性弛緩期)には、心房から心室へ血液が  流れる.流れない

弛緩期(等容性弛緩期)には、心室内圧は動脈圧に比べて  高い.低い

弛緩期(等容性弛緩期)には、動脈弁は  開いている.閉じている

弛緩期(等容性弛緩期)には、心室から動脈へ血液が  流れる.流れない

弛緩期(等容性弛緩期)に、動脈弁が閉まるときに発生する心音が、 第I心音.第II心音 である。