「循環器系/心臓/心拍/心周期/弛緩期(等容性弛緩期)」の版間の差分

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(ページの作成: ジュンカンキケイ {{Point|*心室は弛緩して、心室内圧は降下中。 *心房内圧<心室内圧<動脈圧 *房室弁は閉...)
 
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*血流はない。}}
*血流はない。}}


動画と音声での説明: [[メディア:02293.swf|Flash形式]](Win, Mac) / [[メディア:03519.m4v|MP4形式]](iPad)


<table style="float: left;">
[[ファイル:弛緩期.jpg|alt=弛緩期.jpg|left|400px]]  
    <tr>
        <td style="vertical-align: top;">[[ファイル:00481.gif|alt=00481.gif|none|150px]]</td>
        <td style="vertical-align: top;">[[ファイル:02292.jpg|alt=02292.jpg|none|300px]]</td>
    </tr>
</table>


弛緩期は、心室が弛緩し、心室内圧が低下し、動脈圧よりも低い時期です。 そのため、房室弁を開く圧である心房内圧が、房室弁を閉じる圧である心室内圧よりも低く、房室弁は閉じています。また、動脈弁を開く圧である心室内圧は、動脈弁を閉じる圧である動脈圧よりも低く、動脈弁は閉じています。心室から心房に血流はありません。
弛緩期は、心室が弛緩し、心室内圧が低下し、動脈圧よりも低い時期です。 そのため、房室弁(の手前にあり)開く圧である心房内圧が、房室弁(の先にあり)閉じる圧である心室内圧よりも低く、房室弁は閉じています。また、動脈弁(の手前にあり)開く圧である心室内圧は、動脈弁(の先にあり)閉じる圧である動脈圧よりも低く、動脈弁は閉じています。心室から心房に血流はありません。


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2013年7月1日 (月) 13:33時点における版

POINT!


弛緩期.jpg

弛緩期は、心室が弛緩し、心室内圧が低下し、動脈圧よりも低い時期です。 そのため、房室弁(の手前にあり)開く圧である心房内圧が、房室弁(の先にあり)閉じる圧である心室内圧よりも低く、房室弁は閉じています。また、動脈弁(の手前にあり)開く圧である心室内圧は、動脈弁(の先にあり)閉じる圧である動脈圧よりも低く、動脈弁は閉じています。心室から心房に血流はありません。

 

Challenge Quiz

1.

弛緩期(等容性弛緩期)には、心室筋は  収縮している.弛緩している

弛緩期(等容性弛緩期)には、心室内圧は  上昇している.低下している

弛緩期(等容性弛緩期)には、心室内圧は心房内圧に比べて  高い. 低い

弛緩期(等容性弛緩期)には、房室弁は  開いている.閉じている

弛緩期(等容性弛緩期)には、心房から心室へ血液が  流れる.流れない

弛緩期(等容性弛緩期)には、心室内圧は動脈圧に比べて  高い.低い

弛緩期(等容性弛緩期)には、動脈弁は  開いている.閉じている

弛緩期(等容性弛緩期)には、心室から動脈へ血液が  流れる.流れない

弛緩期(等容性弛緩期)に、動脈弁が閉まるときに発生する心音が、 第I心音.第II心音 である。