「化学平衡にある物質の増減に対する反応-1の1」の版間の差分

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図5 次に、「最初の変化」(分子Aが増えた)を打ち消す方向、すなわちA→B(分子Aが材料として消費されて減少し、分子Bが生成して増加する)の反応が進行します。<br>
図5 次に、「最初の変化」(分子Aが増えた)を打ち消す方向、すなわちA→B(分子Aが材料として消費されて減少し、分子Bが生成して増加する)の反応が進行します。<br>
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図6「最初の変化」が分子Aの増加ではなく、分子Bの増加だったとしましょう。<br>
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図7この場合も、「最初の変化」を打ち消す方向に反応が進むことには変りはありません。ただ、反応の方向が逆になり、A←B(分子Bが材料として消費されて減少し、分子Aが生成して増加する)反応が進行します。<br>


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2018年2月22日 (木) 14:16時点における版

POINT!

図3 A→Bの反応とA←Bの反応とが同時に同じ速度で進行していると、総和として分子Aも分子Bも増減しません。このような状態を「化学平衡」といい、A←→Bのように表記します。

図4 ここで分子Aが増えたとしましょう。これを「最初の変化」と呼びましょう。

図5 次に、「最初の変化」(分子Aが増えた)を打ち消す方向、すなわちA→B(分子Aが材料として消費されて減少し、分子Bが生成して増加する)の反応が進行します。

Challenge Quiz

1.

A←→Bの化学平衡で分子Aが増えると、 A→B A←B の反応が進行する。

2.

A←→Bの化学平衡で分子Bが増えると、 A→B A←B の反応が進行する。