「内分泌系/下垂体があまり関与しないホルモン/カルシトニン・副甲状腺ホルモン(パラソルモン)/カルシトニン/カルシトニンの作用、その2」の版間の差分

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[[Category:内分泌系|ナイブンピケイ]]
{{Point|カルシトニンは、カルシウムの腸管からの吸収と骨からの遊離(動員、放出、破骨、「骨の吸収」)を低下させ、カルシウムの腎臓からの排泄、骨への貯蔵(沈着、骨形成、石灰化)を増加させる。}}
[[ファイル:03797.jpg|alt=03797.jpg|none|400px]]
[[メディア:カルシトニン作用2.mp4|動画と音声での説明]]
カルシトニンは、血中カルシウム濃度を増大させる動き、すなわち腸管からの吸収と骨からの遊離、動員、放出(骨破壊、「骨の吸収」)を抑制し、逆に、血中カルシウム濃度を低下させる動き、すなわち腎臓からの排泄、骨への沈着、貯蔵(骨の形成)を亢進します。これらの作用により、血中カルシウム濃度を低下させます。
[[ファイル:calcitonin-base.jpg|left|550px]]
カルシウムの腸管からの吸収と骨からの遊離(動員、放出、破骨、「骨の吸収」)は、血液<へ>カルシウムを移動させるので、血中カルシウム濃度を上昇させます。逆に、カルシウムの腎臓からの排泄、骨への貯蔵(沈着、骨形成、石灰化)は血液<から>カルシウムを移動させるので、血中カルシウム濃度を低下させます。
<br style="clear: both;" />
[[ファイル:calcitonin-inc.jpg|left|550px]]
カルシトニンは、カルシウムの腸管からの吸収と骨からの遊離(動員、放出、破骨、「骨の吸収」)を低下させ、逆に、カルシウムの腎臓からの排泄、骨への貯蔵(沈着、骨形成、石灰化)を増加させます。これらの作用により、血中カルシウム濃度を低下させます。<br style="clear: both;" />
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[[ファイル:calcitonin-inc2.jpg|left|550px]]
カルシトニンは、カルシウムの腎臓からの排泄(④)を増加させます。これは、尿細管におけるカルシウムの再吸収(④')を低下させているためです。
<br style="clear: both;" />
 
{{QuizTitle}}
{{QuizTitle}}
<GIFT>
<GIFT>
::チャレンジクイズ::
//LEVEL:3
//LEVEL:2  
//RAND
カルシトニンは骨からのカルシウム遊離(動員、放出、破骨、骨の「吸収」)を {=低下~亢進} させる。
 
//LEVEL:2
//RAND
カルシトニンは骨へのカルシウム貯蔵(沈着、骨形成、石灰化)を {~低下~=亢進} させる。
 
//LEVEL:1
//RAND
カルシトニンは骨へのカルシウム貯蔵(沈着、骨形成、石灰化)を {~低下~=亢進} させる。
[[画像:calcitonin-inc2.jpg|590px]]
 
//LEVEL:2
//RAND  
//RAND  
カルシトニンは、骨からのカルシウム動員、遊離、放出(骨破壊、「骨の吸収」)を {=低下~亢進} させる。
カルシトニンは尿細管からのカルシウム再吸収を {=抑制~促進} させる。


//LEVEL:3
//LEVEL:1
//RAND  
//RAND  
カルシトニンは骨へのカルシウム沈着、貯蔵(骨形成)を {~低下~=亢進} させる。
カルシトニンは尿細管からのカルシウム再吸収を {=抑制~促進} させる。
[[画像:calcitonin-inc2.jpg|590px]]


//LEVEL:3
//LEVEL:2
//RAND  
//RAND  
カルシトニンは腸管からのカルシウム吸収を {=抑制~促進} する。
カルシトニンは腎臓からのカルシウム排泄を {=促進~抑制} させる。


//LEVEL:3
//LEVEL:1
//RAND  
//RAND  
カルシトニンは腎臓からのカルシウム排泄を {=促進~抑制} する。
カルシトニンは腎臓からのカルシウム排泄を {=促進~抑制} させる。
[[画像:calcitonin-inc2.jpg|590px]]
</GIFT>
</GIFT>

2024年3月22日 (金) 14:56時点における最新版

POINT!

動画と音声での説明

Calcitonin-base.jpg

カルシウムの腸管からの吸収と骨からの遊離(動員、放出、破骨、「骨の吸収」)は、血液<へ>カルシウムを移動させるので、血中カルシウム濃度を上昇させます。逆に、カルシウムの腎臓からの排泄、骨への貯蔵(沈着、骨形成、石灰化)は血液<から>カルシウムを移動させるので、血中カルシウム濃度を低下させます。

Calcitonin-inc.jpg

カルシトニンは、カルシウムの腸管からの吸収と骨からの遊離(動員、放出、破骨、「骨の吸収」)を低下させ、逆に、カルシウムの腎臓からの排泄、骨への貯蔵(沈着、骨形成、石灰化)を増加させます。これらの作用により、血中カルシウム濃度を低下させます。

Calcitonin-inc2.jpg

カルシトニンは、カルシウムの腎臓からの排泄(④)を増加させます。これは、尿細管におけるカルシウムの再吸収(④')を低下させているためです。

Challenge Quiz

1.

カルシトニンは骨からのカルシウム遊離(動員、放出、破骨、骨の「吸収」)を  低下 亢進 させる。

2.

カルシトニンは骨へのカルシウム貯蔵(沈着、骨形成、石灰化)を  低下 亢進 させる。

3.

カルシトニンは骨へのカルシウム貯蔵(沈着、骨形成、石灰化)を  低下 亢進 させる。

/wiki/images/2/21/Calcitonin-inc2.jpg
4.

カルシトニンは尿細管からのカルシウム再吸収を  抑制 促進 させる。

5.

カルシトニンは尿細管からのカルシウム再吸収を  抑制 促進 させる。

/wiki/images/2/21/Calcitonin-inc2.jpg
6.

カルシトニンは腎臓からのカルシウム排泄を  促進 抑制 させる。

7.

カルシトニンは腎臓からのカルシウム排泄を  促進 抑制 させる。

/wiki/images/2/21/Calcitonin-inc2.jpg