「内分泌系/下垂体があまり関与しないホルモン/カルシトニン・副甲状腺ホルモン(パラソルモン)/カルシトニン/カルシトニンの作用、その2」の版間の差分

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[[Category:内分泌系|ナイブンピケイ]]
{{Point|カルシトニンは、カルシウムの腸管からの吸収と骨からの遊離(動員、放出、破骨、「骨の吸収」)を低下させ、カルシウムの腎臓からの排泄、骨への貯蔵(沈着、骨形成、石灰化)を増加させる。}}
特発性副甲状腺機能低下症 idiopathic hypoparathyroidism
[[メディア:カルシトニン作用2.mp4|動画と音声での説明]]
[[ファイル:calcitonin-base.jpg|left|550px]]
カルシウムの腸管からの吸収と骨からの遊離(動員、放出、破骨、「骨の吸収」)は、血液<へ>カルシウムを移動させるので、血中カルシウム濃度を上昇させます。逆に、カルシウムの腎臓からの排泄、骨への貯蔵(沈着、骨形成、石灰化)は血液<から>カルシウムを移動させるので、血中カルシウム濃度を低下させます。
<br style="clear: both;" />
[[ファイル:calcitonin-inc.jpg|left|550px]]
カルシトニンは、カルシウムの腸管からの吸収と骨からの遊離(動員、放出、破骨、「骨の吸収」)を低下させ、逆に、カルシウムの腎臓からの排泄、骨への貯蔵(沈着、骨形成、石灰化)を増加させます。これらの作用により、血中カルシウム濃度を低下させます。<br style="clear: both;" />
<p class="page-break" style="padding: 0px;"></p>
[[ファイル:calcitonin-inc2.jpg|left|550px]]
カルシトニンは、カルシウムの腎臓からの排泄(④)を増加させます。これは、尿細管におけるカルシウムの再吸収(④')を低下させているためです。
<br style="clear: both;" />


{{QuizTitle}}
<GIFT>
//LEVEL:3
//RAND
カルシトニンは骨からのカルシウム遊離(動員、放出、破骨、骨の「吸収」)を {=低下~亢進} させる。


{| border="0"
//LEVEL:2
|- style="text-align:left;"
//RAND
| style="text-align:left;" | 運動神経の被刺激性亢進(テタニー)
カルシトニンは骨へのカルシウム貯蔵(沈着、骨形成、石灰化)を {~低下~=亢進} させる。
| style="text-align:left;" | 四肢の硬直性攣縮&rarr;産科医手
|- style="text-align:left;"
| style="text-align:left;" | 知覚神経の被刺激性亢進
| style="text-align:left;" | しびれ感
|- style="text-align:left;"
| style="text-align:left;" | 自律神経の被刺激性亢進
| style="text-align:left;" | 気管支攣縮、Oddi括約筋収縮、発汗、便秘
|- style="text-align:left;"
| style="text-align:left;" | 中枢神経の被刺激性亢進
| style="text-align:left;" | 全身痙攣、不随意運動、不安
|- style="text-align:left;"
| style="text-align:left;" | 検査所見
| style="text-align:left;" | 低Ca血症
|}  


//LEVEL:1
//RAND
カルシトニンは骨へのカルシウム貯蔵(沈着、骨形成、石灰化)を {~低下~=亢進} させる。
[[画像:calcitonin-inc2.jpg|590px]]


//LEVEL:2
//RAND
カルシトニンは尿細管からのカルシウム再吸収を {=抑制~促進} させる。


{{QuizTitle}}
//LEVEL:1
<GIFT>
//RAND
::チャレンジクイズ::
カルシトニンは尿細管からのカルシウム再吸収を {=抑制~促進} させる。
//LEVEL:2  
[[画像:calcitonin-inc2.jpg|590px]]
 
//LEVEL:2
//RAND  
//RAND  
副甲状腺機能低下症は、{~高.=低}カルシウム血症をもたらす。
カルシトニンは腎臓からのカルシウム排泄を {=促進~抑制} させる。
//LEVEL:3
 
//LEVEL:1
//RAND  
//RAND  
低カルシウム血症により.~{=筋のケイレン、テタニー.~尿路結石}がおこる.  
カルシトニンは腎臓からのカルシウム排泄を {=促進~抑制} させる。
[[画像:calcitonin-inc2.jpg|590px]]
</GIFT>
</GIFT>

2024年3月22日 (金) 14:56時点における最新版

POINT!

動画と音声での説明

Calcitonin-base.jpg

カルシウムの腸管からの吸収と骨からの遊離(動員、放出、破骨、「骨の吸収」)は、血液<へ>カルシウムを移動させるので、血中カルシウム濃度を上昇させます。逆に、カルシウムの腎臓からの排泄、骨への貯蔵(沈着、骨形成、石灰化)は血液<から>カルシウムを移動させるので、血中カルシウム濃度を低下させます。

Calcitonin-inc.jpg

カルシトニンは、カルシウムの腸管からの吸収と骨からの遊離(動員、放出、破骨、「骨の吸収」)を低下させ、逆に、カルシウムの腎臓からの排泄、骨への貯蔵(沈着、骨形成、石灰化)を増加させます。これらの作用により、血中カルシウム濃度を低下させます。

Calcitonin-inc2.jpg

カルシトニンは、カルシウムの腎臓からの排泄(④)を増加させます。これは、尿細管におけるカルシウムの再吸収(④')を低下させているためです。

Challenge Quiz

1.

カルシトニンは骨からのカルシウム遊離(動員、放出、破骨、骨の「吸収」)を  低下 亢進 させる。

2.

カルシトニンは骨へのカルシウム貯蔵(沈着、骨形成、石灰化)を  低下 亢進 させる。

3.

カルシトニンは骨へのカルシウム貯蔵(沈着、骨形成、石灰化)を  低下 亢進 させる。

/wiki/images/2/21/Calcitonin-inc2.jpg
4.

カルシトニンは尿細管からのカルシウム再吸収を  抑制 促進 させる。

5.

カルシトニンは尿細管からのカルシウム再吸収を  抑制 促進 させる。

/wiki/images/2/21/Calcitonin-inc2.jpg
6.

カルシトニンは腎臓からのカルシウム排泄を  促進 抑制 させる。

7.

カルシトニンは腎臓からのカルシウム排泄を  促進 抑制 させる。

/wiki/images/2/21/Calcitonin-inc2.jpg