泌尿器系/腎臓/尿細管/水チャンネル/減少

提供:一歩一歩
2020年3月17日 (火) 14:54時点におけるMShibuyaAtKagawaHelper01 (トーク | 投稿記録)による版
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POINT!

動画と音声での説明

6-decChannel-effect1.jpg

水チャンネルの減少前(ベースライン)では恒常性が保たれていて、血漿浸透圧と尿浸透圧は正常(等張)、尿量も正常であるとしましょう。

DecChannel.jpg

図の①:最初に、水チャンネルが減少したとします。
図の②:水チャンネルの減少により尿細管からの水分再吸収は減少します。

6-decChannel-effect2.jpg

図の③:水分再吸収が減少し、濃い溶液(高張液)が血漿に入ります。これにより血漿浸透圧が上昇し(濃く、高張になり)ます。
水分再吸収で濃い溶液(高張液)が尿細管から出るため、残る液の浸透圧が低下し(薄く、低張になり)ます。水分再吸収も減少するため、尿細管に残る水分は増加します。つまり尿は薄く、多量になります。

Challenge Quiz

1.

尿細管の水チャンネルが減少すると、尿細管からの水分再吸収は 増加 減少 する。

2.

尿細管の水チャンネルが減少すると、尿量は 増加 減少 する。

3.

尿細管の水チャンネルが減少すると、尿の浸透圧は 上昇 低下 する。

4.

尿細管の水チャンネルが減少すると、血漿浸透圧は 上昇 低下 する。