内分泌系/下垂体があまり関与しないホルモン/カルシトニン・副甲状腺ホルモン(パラソルモン)/カルシトニン/分泌調節

提供:一歩一歩
2018年5月30日 (水) 14:19時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版
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POINT!

動画と音声での説明

カルシトニン負のフィードバック.jpg

血中カルシウム濃度が低いとカルシトニンの生成、内分泌が抑制され、逆に、高いとカルシトニン生成、内分泌が亢進します。

カルシトニンの分泌調節
 カルシトニン
  作用生成・内分泌・血中濃度
高カルシウム血症逆の方向
(不足)
亢進(上昇)
低カルシウム血症同じ方向
(過剰)
低下

高カルシウム血症は、血中カルシウム濃度低下作用のあるカルシトニンにとっては、作用が逆の方向のため不足している状態です。この際、負のフィードバック調節の一般論にしたがい、カルシトニン生成・内分泌・血中濃度は亢進(上昇)します。

低カルシウム血症は、血中カルシウム濃度低下作用のあるカルシトニンにとっては、作用が同じ方向のため過剰な状態です。この際、負のフィードバック調節の一般論にしたがい、カルシトニン生成・内分泌・血中濃度は低下します。

Challenge Quiz

1.

カルシトニンの分泌は、 「濃度重視型」 「作用重視型」 調節を受けている。

2.

低カルシウム血症は、カルシトニンにとっては「ホルモン作用」(血中カルシウム濃度の  上昇 低下 )である「結果」が 多い 少ない 状態であり、カルシトニンの生成・内分泌を  亢進 低下 させる。

3.

高カルシウム血症は、カルシトニンにとっては「ホルモン作用」(血中カルシウム濃度の  低下 上昇 )である「結果」が  多い 少ない 状態であり、カルシトニンの生成・内分泌を  亢進 低下 させる。

4.

カルシウム血症がカルシトニンの生成、内分泌を亢進させる。