循環器系/心臓/心室の壁、筋/心電図/心臓ベクトルループ/正常心電図のあらまし

提供:一歩一歩
2013年4月19日 (金) 12:34時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版
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正常心電図では、「心室筋脱分極中の心臓ベクトルループ」は左下後方へもっとも広がるのだから、第I、aVF、V2誘導に投射されると、出現するQRS波の振れは、基本的に、それぞれ、陽性、陽性、陰性である。


正常な心電図における、代表的な誘導の振れの方向を検討してみると...



というわけである。


<tbody> </tbody>
まとめの表
  「心室筋脱分極中の心臓ベクトルループ」の 実際の心電図
「心室筋が相対的に厚い部位」 もっとも広がる方向 各誘導への投射
左下後 左下後 第I aVF V2 第I aVF V2 全誘導



Challenge Quiz

1.

正常な心臓において、「心室筋脱分極中の心臓ベクトルループ」がもっとも広がる方向、すなわち、「心室筋が相対的に厚い部位」は、 左. 上.下 前.後 である。

第I. aVF. V2 誘導は、 左. 方向を陽性とする誘導であるため、正常な心臓の「心室筋脱分極中の心臓ベクトルループ」が投射されて出現するQRS波の揺れは、基本的に 陽性. 陰性 である。

第I.aVF. V2 誘導は、 上.下 方向を陽性とする誘導であるため、正常な心臓の「心室筋脱分極中の心臓ベクトルループ」が投射されて出現するQRS波の揺れは、基本的に 陽性. 陰性 である。

第I. aVF.V2 誘導は、 ほぼ前. ほぼ後 方向を陽性とする誘導であるため、正常な心臓の「心室筋脱分極中の心臓ベクトルループ」が投射されて出現するQRS波の揺れは、基本的に 陽性.陰性 である。