「神経系/総論/活動電位の移動:伝導と伝達/活動電位の伝達/シナプスの特性」の版間の差分

提供:一歩一歩
ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
編集の要約なし
48行目: 48行目:
{{QuizTitle}}
{{QuizTitle}}
<GIFT>
<GIFT>
//LEVEL:2
//LEVEL:3
//RAND  
//RAND  
シナプスの伝達は、一方向のみである。{=正~誤}  
シナプスの伝達は、一方向のみである。{=正~誤}  

2024年3月13日 (水) 11:24時点における版

動画と音声での説明

02519.jpg

シナプス遅延

上段は、左から右まで神経細胞Aだけがあり、シナプスがありません。 下段は、左から右までに神経細胞Bと神経細胞Cとがあり、その間にシナプスがあります。赤い楕円はシナプス伝達物質です。

左端に活動電位が同時に発生したとしましょう。 両方の右への移動は上段の方が早いのです。

シナプスがあることで遅れることをシナプス遅延と言います。


動画と音声での説明

02701.jpg

疲労

神経細胞Aと神経細胞Bとの間にシナプスがあります。 赤い楕円はシナプス伝達物質です。

神経細胞Aに活動電位が発生したとします。シナプス伝達が何回も行われると、1回目はシナプス伝達物質があるので、神経細胞Bに活動電位が発生しました。 しかし、 2回目はシナプス伝達物質が枯渇して神経細胞Bに活動電位は発生しませんでした。

このように、シナプス伝達が繰り返されることにより、伝達の効率が低下することをシナプス疲労と言います。


動画と音声での説明

02700.jpg

反復刺激後増強

神経細胞Aと神経細胞Bとの間にシナプスがあります。 赤い楕円はシナプス伝達物質です。

神経細胞Aに活動電位が発生したとします。シナプス伝達が何回も行われると、1回目は、シナプス伝達物質が1つあるので、神経細胞Bに活動電位が発生しました。

2回目は、シナプス伝達物質が増えて神経細胞Bに活動電位が2つ発生しました。

このように、シナプス伝達が繰り返されることにより、伝達の効率が上昇することをシナプス増強と言います。

一方向性

低酸素や薬物の影響を受けやすい。

Challenge Quiz

1.

シナプスの伝達は、一方向のみである。

2.

シナプスでは、化学的に情報が伝達されるので、伝達速度は、神経線維の伝導速度と比べて  速い 遅い

3.

シナプスでは、化学的に情報が伝達されるので、伝達速度は、神経線維の伝導速度と比べて  速い 遅い

/wiki/images/thumb/c/c7/02519.jpg/400px-02519.jpg
4.

シナプス前膜に2個の活動電位が到来すると、シナプス後膜に発生する活動電位の数は、 2未満 ちょうど2 2より多い 条件により一定しない

5.

シナプス前膜に2個の活動電位が到来し、最初の1個に対してシナプス後膜に1個の活動電位が発生し、次の1個に対してシナプス後膜に2個の活動電位が発生した場合、この現象は  増強 疲労 と表現される。

6.

シナプス前膜に2個の活動電位が到来し、最初の1個に対してシナプス後膜に1個の活動電位が発生し、次の1個に対してシナプス後膜に2個の活動電位が発生した場合、この現象は  増強 疲労 と表現される。

/wiki/images/thumb/f/f3/02700.jpg/400px-02700.jpg
7.

シナプス前膜に2個の活動電位が到来し、最初の1個に対してシナプス後膜に1個の活動電位が発生し、次の1個に対してシナプス後膜に0個の活動電位が発生した場合、この現象は  増強 疲労 と表現される。

8.

シナプス前膜に2個の活動電位が到来し、最初の1個に対してシナプス後膜に1個の活動電位が発生し、次の1個に対してシナプス後膜に0個の活動電位が発生した場合、この現象は  増強 疲労 と表現される。

/wiki/images/thumb/3/35/02701.jpg/400px-02701.jpg
9.

シナプスは、低酸素や薬物の影響を  受けやすい 受けにくい

10.

シナプスの前膜は、 神経終末 神経細胞体 樹状突起 に存在する。