「呼吸/呼吸調節/反射・反応/化学受容器刺激による呼吸の反応/pH変動に対する反応/まとめ」の版間の差分

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{{Point|pH上昇が負のフィードバックにより呼吸を調節している。}}
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この負のフィードバックによる呼吸調節により、血中pHは7.4に安定しているわけです。
この負のフィードバックによる呼吸調節により、血中pHは7.4に安定しているわけです。
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2016年3月23日 (水) 09:29時点における最新版

POINT!
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呼吸(換気、肺呼吸)が「原因」で血中のpHの上昇が「結果」です。呼吸が亢進すると、血中pHも上昇し、逆に呼吸が低下すると、血中pHも低下します。

血中pHのセットポイントはだいたい7.4です。

「血中pH上昇」が多い場合、すなわち、血中pHが7.4より高い、高pH(アルカローシスによるアルカリ血症)の場合、呼吸は抑制されます。

逆に、「血中pH上昇」が少ない場合、すなわち、血中pHが7.4より低い、低pH(アシドーシスによる酸血症)の場合、呼吸は亢進されます。

この負のフィードバックによる呼吸調節により、血中pHは7.4に安定しているわけです。

Challenge Quiz

1.

pH上昇が 抑制 促進 されると、呼吸調節により呼吸は低下する。

2.

pH上昇が 促進 抑制 されると、呼吸調節により呼吸は亢進する。