「運動系/筋肉/骨格筋/骨格筋と神経/受容器/筋紡錘/腱反射は伸張(伸展)反射」の版間の差分

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膝蓋<腱>反射の名称ですが、腱紡錘が受容器ではありません。
膝蓋<腱>反射の名称ですが、腱紡錘が受容器ではありません。
アキレス腱反射も伸張(伸展)反射です。膝蓋腱反射と同様、腱を叩きますが刺激されるのは筋紡錘です。咬筋(下顎)反射も伸張(伸展)反射です。求心性神経も遠心性神経も脳神経(第Ⅴ脳神経、三叉神経)であり、中枢も脳です。


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膝蓋腱反射とは、膝蓋腱がハンマーで叩かれることにより、 {=大腿四頭筋の筋紡錘~大腿四頭筋膝蓋腱の腱紡錘}が伸展され、{=Ia~Ib~II~III~IV}、{=求心~遠心 }性線維に活動電位が発生し、{~前根~=後根 }から脊髄に入り、 {=脊髄~脳 }を中枢とし、 {=単~多 }シナプスを介して、大腿四頭筋を支配する{=A&alpha;~A&beta;~A&gamma;~A&delta;~B~C}、{=遠心~求心 }性神経が活性化され、その線維と活動電位とが{=前根~後根 }から脊髄を出て、大腿四頭筋を活性化させて、膝が伸展する反射である。
膝蓋腱反射とは、膝蓋腱がハンマーで叩かれることにより、 {=大腿四頭筋の筋紡錘~大腿四頭筋膝蓋腱の腱紡錘}が伸展され、{=Ia~Ib~II~III~IV}、{=求心~遠心 }性線維に活動電位が発生し、{~前根~=後根 }から脊髄に入り、 {=脊髄~脳 }を中枢とし、 {=単~多 }シナプスを介して、大腿四頭筋を支配する{=A&alpha;~A&beta;~A&gamma;~A&delta;~B~C}、{=遠心~求心 }性神経が活性化され、その線維と活動電位とが{=前根~後根 }から脊髄を出て、大腿四頭筋を活性化させて、膝が伸展する反射である。
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アキレス腱反射は{=伸張(伸展)反射~屈曲反射}である。
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アキレス腱反射の中枢は{=脊髄~脳}である。
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咬筋(下顎)反射は{=伸張(伸展)反射~屈曲反射}である。
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咬筋(下顎)反射の中枢は{脊髄~=脳}である。
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2020年5月26日 (火) 18:42時点における版

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咬筋(下顎)反射、膝蓋腱反射、アキレス腱などは伸展(伸張)反射です。

膝蓋腱はハンマーで叩かれると後方に変位し、大腿四頭筋が伸展されます。そのために大腿四頭筋の筋紡錘も伸展されて、活性化します。大腿四頭筋筋紡錘からの求心性活動は、脊髄において大腿四頭筋を支配している運動神経細胞の細胞体と興奮性単シナプスを形成しているため、筋が活性化されて短縮し、膝が伸びます。典型的な伸張(伸展)反射です。

膝蓋<腱>反射の名称ですが、腱紡錘が受容器ではありません。

アキレス腱反射も伸張(伸展)反射です。膝蓋腱反射と同様、腱を叩きますが刺激されるのは筋紡錘です。咬筋(下顎)反射も伸張(伸展)反射です。求心性神経も遠心性神経も脳神経(第Ⅴ脳神経、三叉神経)であり、中枢も脳です。


Challenge Quiz

1.

膝蓋腱反射の受容器は、 大腿四頭筋の筋紡錘 大腿四頭筋膝蓋腱の腱紡錘 である。

2.

膝蓋腱反射とは、膝蓋腱がハンマーで叩かれることにより、 大腿四頭筋の筋紡錘 大腿四頭筋膝蓋腱の腱紡錘 が伸展され、 Ia Ib II III IV 求心 遠心 性線維に活動電位が発生し、 前根 後根 から脊髄に入り、  脊髄 を中枢とし、  シナプスを介して、大腿四頭筋を支配する B C 遠心 求心 性神経が活性化され、その線維と活動電位とが 前根 後根 から脊髄を出て、大腿四頭筋を活性化させて、膝が伸展する反射である。

3.

アキレス腱反射は 伸張(伸展)反射 屈曲反射 である。

4.

アキレス腱反射の中枢は 脊髄 である。

5.

咬筋(下顎)反射は 伸張(伸展)反射 屈曲反射 である。

6.

咬筋(下顎)反射の中枢は 脊髄 である。