「内分泌系/前葉ホルモン、その2/プロラクチン/作用1」の版間の差分

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2018年5月23日 (水) 16:35時点における版

下垂体前葉において生成、内分泌されている。

プロラクチンは乳房からの乳汁生成を亢進する。

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手術は妊娠12日目に施行。注射は分娩した日から皮下に行った。新生ラットの体重を乳汁生成の指標とした。前葉除去後、母親ラットに副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)だけを投与した場合、新生ラットの体重は増大しなかった。乳汁生成が低下していることが示唆される。しかし、前葉を除去した母親ラットにプロラクチンと副腎皮質刺激ホルモンの両者を投与した場合、新生ラットの体重が増大した。以上のことから下垂体前葉から分泌されるプロラクチンが乳汁生成を促進することが示唆される。
動画と音声での説明

プロラクチン作用1.jpg


Challenge Quiz

1.

プロラクチンprolactinの主な作用は、 乳房の発達成熟 乳汁生成 である。

2.

プロラクチンは 視床下部 下垂体前葉 下垂体後葉 で生成される。

3.

プロラクチンは 視床下部 下垂体前葉 下垂体後葉 で内分泌される。

4.

プロラクチンは 下垂体後葉 下垂体前葉 から生成、内分泌される。

5.

プロラクチンの主な作用は 乳汁生成促進 身長の伸長 卵胞を刺激する 黄体を形成する 女性化 子宮内膜の維持と基礎体温上昇 である。