「内分泌系/総論/正のフィードバック/ホルモンの分泌調節/正のフィードバック/ステップ2」の版間の差分

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{{Point|濃度重視型調節」を受けているホルモンには、ときに正のフィードバックが見られる。}}
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女性の性(腺)ホルモン(エストロゲン)の分泌は下垂体前葉からの性腺<font color="#ff0000">刺激</font>ホルモンの分泌と血中濃度に依存しています.性腺<font color="#ff0000">刺激</font>ホルモンの分泌が「原因」であり,性(腺)ホルモン(エストロゲン)の血中濃度の上昇が「結果」です.
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女性の性(腺)ホルモン(エストロゲン)の生成、内分泌は下垂体前葉からの性腺<font color="#ff0000">刺激</font>ホルモンの生成、内分泌と血中濃度に依存しています。性腺<font color="#ff0000">刺激</font>ホルモンの生成、内分泌が「原因」であり、性(腺)ホルモン(エストロゲン)の血中濃度の上昇が「結果」です。


排卵時,性(腺)ホルモン(エストロゲン)の血中濃度は性腺<font color="#ff0000">刺激</font>ホルモンの分泌に正のフィードバックをかけています.すなわち,性(腺)ホルモン(エストロゲン)の分泌が多く,血中濃度が高いと,性腺<font color="#ff0000">刺激</font>ホルモンの分泌も多くなり,性腺刺激ホルモンの血中濃度,性(腺)ホルモンの分泌,血中濃度が上昇します.「原因」が多くなるため,「結果」はさらに多くなり,雪だるま式の大量生産がはじまります.これにより性腺<font color="#ff0000">刺激</font>ホルモンの分泌・濃度は通常(非排卵時)の数倍になります.
排卵時、性(腺)ホルモン(エストロゲン)の血中濃度は性腺<font color="#ff0000">刺激</font>ホルモンの生成、内分泌に正のフィードバックをかけています。すなわち、性(腺)ホルモン(エストロゲン)の生成、内分泌が多く、血中濃度が高いと、性腺<font color="#ff0000">刺激</font>ホルモンの生成、内分泌も多くなり、性腺刺激ホルモンの血中濃度、性(腺)ホルモンの生成、内分泌、血中濃度が上昇します。「原因」が多くなるため、「結果」はさらに多くなり、雪だるま式の大量生産がはじまります。これにより性腺<font color="#ff0000">刺激</font>ホルモンの生成、内分泌、血中濃度は通常(非排卵時)の数倍になります。


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<GIFT>
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::チャレンジクイズ::
//LEVEL:4  
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//RAND  
//RAND  
ホルモンの「作用重視型調節」には.正のフィードバックはなく.負のフィードバックしかない.{=正~誤}  
ホルモンの「作用重視型調節」には.正のフィードバックはなく.負のフィードバックしかない.{=正~誤}  


//LEVEL:4  
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//RAND  
//RAND  
「濃度重視型」のホルモン調節には.正のフィードバックはなく.負のフィードバックしかない.{~正~=誤}  
「濃度重視型」のホルモン調節には.正のフィードバックはなく.負のフィードバックしかない.{~正~=誤}  


//LEVEL:3  
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//RAND  
//RAND  
負のフィードバックが働いている時、性(腺)ホルモンの分泌が亢進し血中濃度が上昇すると、性腺刺激ホルモンの分泌は{~亢進~=低下} する。  
負のフィードバックが働いている時、性(腺)ホルモンの分泌が亢進し血中濃度が上昇すると、性腺刺激ホルモンの分泌は{~亢進~=低下} する。  


//LEVEL:2  
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2018年1月17日 (水) 16:31時点における最新版

POINT!

動画と音声での説明

04662.jpg

女性の性(腺)ホルモン(エストロゲン)の生成、内分泌は下垂体前葉からの性腺刺激ホルモンの生成、内分泌と血中濃度に依存しています。性腺刺激ホルモンの生成、内分泌が「原因」であり、性(腺)ホルモン(エストロゲン)の血中濃度の上昇が「結果」です。

排卵時、性(腺)ホルモン(エストロゲン)の血中濃度は性腺刺激ホルモンの生成、内分泌に正のフィードバックをかけています。すなわち、性(腺)ホルモン(エストロゲン)の生成、内分泌が多く、血中濃度が高いと、性腺刺激ホルモンの生成、内分泌も多くなり、性腺刺激ホルモンの血中濃度、性(腺)ホルモンの生成、内分泌、血中濃度が上昇します。「原因」が多くなるため、「結果」はさらに多くなり、雪だるま式の大量生産がはじまります。これにより性腺刺激ホルモンの生成、内分泌、血中濃度は通常(非排卵時)の数倍になります。

Challenge Quiz

1.

ホルモンの「作用重視型調節」には.正のフィードバックはなく.負のフィードバックしかない.

2.

「濃度重視型」のホルモン調節には.正のフィードバックはなく.負のフィードバックしかない.

3.

負のフィードバックが働いている時、性(腺)ホルモンの分泌が亢進し血中濃度が上昇すると、性腺刺激ホルモンの分泌は 亢進 低下 する。

4.

正のフィードバックが働いている時、性(腺)ホルモンの分泌が亢進し血中濃度が上昇すると、性腺刺激ホルモンの分泌は 亢進 低下 する。