「呼吸/フローボリューム曲線/代表的疾患」の版間の差分

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そのため、フローボリューム曲線における下降部分は、細い気道を通る閉塞により低下します。閉塞が重症になると、ピーク(最大値)も低下します。
そのため、フローボリューム曲線における下降部分は、細い気道を通る閉塞により低下します。閉塞が重症になると、ピーク(最大値)も低下します。
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図の赤いフローボリューム曲線では{~=拘束性障害~上気道、気管、気管支などの太い気道の閉塞~細い気道閉塞}が疑われる。
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図の赤いフローボリューム曲線では{~拘束性障害~=上気道、気管、気管支などの太い気道の閉塞~細い気道閉塞}が疑われる。
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図の赤いフローボリューム曲線では{~拘束性障害~上気道、気管、気管支などの太い気道の閉塞~=細い気道閉塞}が疑われる。
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2017年6月13日 (火) 14:26時点における版

POINT!
FlowVolumeRestrictive.jpg

(肺線維症などの)拘束性障害では、肺活量(呼気量)が低下し、 フローボリューム曲線の横軸方向が短縮します。それにともなってフローボリューム曲線全体が、同じ形で小さくなります。そのため、最大呼息速度(初期のピーク)も低下します。

POINT!
FlowVolumeUpperAirwayObstruction.jpg

呼息において<最初>に流出する呼気は上気道、気管、気管支などの太い気道内の気体です。 フローボリューム曲線における初期のピーク(最大呼息速度)は太い気道内呼気の呼息速度となります。

そのため、上気道、気管、気管支などの太い気道の閉塞では、そのピーク(最大値)が低値となり、フローボリューム曲線の上部が「頭打ち」になります。

POINT!
FlowVolumeLowerAirwayObstruction.jpg

呼息において初期のピークの後に流出する呼気は、肺胞管など末梢の細い気道を通ってきた気体です。 フローボリューム曲線における初期のピークの後の下降部分は、細い気道を通る流速で決まります。

そのため、フローボリューム曲線における下降部分は、細い気道を通る閉塞により低下します。閉塞が重症になると、ピーク(最大値)も低下します。

Challenge Quiz

1.

図の赤いフローボリューム曲線では 拘束性障害 上気道、気管、気管支などの太い気道の閉塞 細い気道閉塞 が疑われる。

/wiki/images/thumb/b/b8/FlowVolumeQuiz1.jpg/250px-FlowVolumeQuiz1.jpg
2.

図の赤いフローボリューム曲線では 拘束性障害 上気道、気管、気管支などの太い気道の閉塞 細い気道閉塞 が疑われる。

/wiki/images/thumb/6/6e/FlowVolumeQuiz2.jpg/250px-FlowVolumeQuiz2.jpg
3.

図の赤いフローボリューム曲線では 拘束性障害 上気道、気管、気管支などの太い気道の閉塞 細い気道閉塞 が疑われる。

/wiki/images/thumb/b/bb/FlowVolumeQuiz3.jpg/250px-FlowVolumeQuiz3.jpg