「神経系/総論/活動電位の移動:伝導と伝達/活動電位の伝達/シナプスの特性」の版間の差分

提供:一歩一歩
ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
編集の要約なし
11行目: 11行目:
シナプス伝達が頻回行われることにより、シナプス後膜の感度が増大し、シナプス伝達の効率が増大することです。   
シナプス伝達が頻回行われることにより、シナプス後膜の感度が増大し、シナプス伝達の効率が増大することです。   
<br style="clear:both;" />
<br style="clear:both;" />
1方向性  シナプスは、前膜/後膜と方向性が決まっており、一方通行です。<br>  
シナプスは、前膜から後膜へと(名前の通り)方向性が決まっており、一方通行です。<br>  
薬物の影響を受けやすいです。
シナプスは、低酸素や薬物の影響を受けやすいです。
<br style="clear:both;" />  
<br style="clear:both;" />  



2017年3月9日 (木) 15:01時点における版

動画と音声での説明

02519.jpg

シナプス遅延

細胞内の伝導と比較すると、シナプス伝達は時間のかかる過程です。1カ所のシナプス伝達に1 msecかかると言われています。
動画と音声での説明

02701.jpg

疲労

シナプス伝達が頻回行われることにより、伝達物質が枯渇してしまい、シナプス前膜まで活動電位が来ても、シナプス後膜に活動電位が発生しにくくなることです。
動画と音声での説明

02700.jpg

反復刺激後増強

シナプス伝達が頻回行われることにより、シナプス後膜の感度が増大し、シナプス伝達の効率が増大することです。
シナプスは、前膜から後膜へと(名前の通り)方向性が決まっており、一方通行です。
シナプスは、低酸素や薬物の影響を受けやすいです。

Challenge Quiz

1.

シナプスの伝達は、一方向のみである。

2.

シナプスでは、化学的に情報が伝達されるので、伝達速度は、神経線維の伝導速度と比べて  速い 遅い

3.

シナプス前膜に2個の活動電位が到来すると、シナプス後膜に発生する活動電位の数は、 2未満 ちょうど2 2より多い 条件により一定しない

4.

シナプス前膜に2個の活動電位が到来し、最初の1個に対してシナプス後膜に1個の活動電位が発生し、次の1個に対してシナプス後膜に2個の活動電位が発生した場合、この現象は  反復刺激後増強 疲労 と表現される。

5.

シナプス前膜に2個の活動電位が到来し、最初の1個に対してシナプス後膜に1個の活動電位が発生し、次の1個に対してシナプス後膜に0個の活動電位が発生した場合、この現象は  反復刺激後増強 疲労 と表現される。

6.

シナプスは、低酸素や薬物の影響を  受けやすい 受けにくい

7.

シナプスの前膜は、 神経終末 神経細胞体 樹状突起 に存在する。