血液・骨髄・リンパ系/防御システム・白血球/白血球/好中球

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動画と音声での説明

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好中球は、 生体防御分類 での 第2レベル、すなわち、生体内の異物に対する画一的な防御 を担当しています。どのような異物であるかと特定することなく、攻撃するわけです。パスポートの表紙だけを見て、中身を見ないようなものです。

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好中球は最多の白血球です。

非自己や炎症病巣へ向かって遊走する特性が強いことが、特徴です。さらに、非自己(異物)を取り込んで(貪食して)分解、消化する働きがあります。消化酵素はリソソームに含まれています。取り込んで消化する作用を食作用といいます。単球に比較して小さいものを摂取するため、小食細胞ともよばれています。ある程度の細菌を消化すると死滅してしまいます。この際、貪食した好中球自体も消化されてしまい、その結果、膿が生成されます。


Challenge Quiz

1.

最多の白血球は リンパ球 好中球 NK細胞 である。

2.

最多の白血球は リンパ球 好中球 NK細胞 である。

3.

遊走とは、 細菌が白血球に 白血球が細菌に 向って行くことをいう。

4.

好中球の特徴に遊走能があげられる。

5.

好中球の特徴に遊走能があげられる。

6.

好中球の特徴に貪食能があげられる。

7.

好中球の特徴に貪食能があげられる。

8.

非自己(異物)を特定せずに貪食・消化するのは、主に リンパ球 好中球 が担っている。