内分泌系/総論/ホルモンの分泌調節の種類/分泌調節/エストロゲンの場合/まとめ(濃度重視型調節)

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エストロゲンの血中濃度は、エストロゲンの分泌に依存します。また、エストロゲンの作用である乳房発育は、血中エストロゲン濃度に依存します。エストロゲンの分泌が「原因」であり、血中濃度の上昇が「結果」なのです。エストロゲンの分泌が多いと、血中濃度も高く、エストロゲンの分泌が少ないと、血中濃度も低くなります。


何らかの原因により、「結果」である血中濃度が増大(右上の図)してしまうと、負のフィードバックにより、「結果」をもたらす「原因」であるエストロゲン分泌が少なくなります。これにより、血中濃度は、セットポイントの濃度へ向けて低下するわけです。また、何らかの原因により、血中濃度が低下(左下の図)してしまうと、負のフィードバックにより、エストロゲン分泌が多くなります。これにより、血中濃度は、セットポイントの濃度へ向けて上昇するわけです。


負のフィードバックとは、「結果」が安定するように、「結果」が依存している「原因」を増減させるシステムでした。エストロゲンでは、「結果」である血中濃度が安定するように、「原因」であるエストロゲンの分泌が、負のフィードバックで調節されているのです。


血中濃度がモニターされて、セットポイントの濃度に安定させるためのシステムです。エストロゲン(女性ホルモン)の血中濃度がモニターされ、一定になるように調節されているのですから、「濃度重視型調節」とよびましょう。


エストロゲンだけではなく、「濃度重視型調節」を受ける他のホルモンにも通用するような一般的な書き方は、このようになると思います。


Challenge Quiz

1.

エストロゲンの分泌調節でモニターされているのは、 アルドステロンの分泌量 アルドステロンの血中濃度 アルドステロンの作用である血圧(の上昇) エストロゲンの分泌量 エストロゲンの血中濃度 エストロゲンの作用である乳房の発達 である。

2.

エストロゲンは、 アルドステロンの分泌量 アルドステロンの血中濃度 アルドステロンの作用である血圧(の上昇) エストロゲンの分泌量 エストロゲンの血中濃度 エストロゲンの作用である乳房の発達 がセットポイントに安定するように、分泌が調節されている。

3.

エストロゲンは、 アルドステロンの分泌量 アルドステロンの血中濃度 アルドステロンの作用である血圧(の上昇) エストロゲンの分泌量 エストロゲンの血中濃度 エストロゲンの作用である乳房の発達 が増大したときに、 アルドステロンの分泌量 アルドステロンの血中濃度 アルドステロンの作用である血圧(の上昇) エストロゲンの分泌量 エストロゲンの血中濃度 エストロゲンの作用である乳房の発達 が低下するように、負のフィードバックが働く。

4.

エストロゲンは、 アルドステロンの分泌量 アルドステロンの血中濃度 アルドステロンの作用である血圧(の上昇) エストロゲンの分泌量 エストロゲンの血中濃度 エストロゲンの作用である乳房の発達 が低下したときに、 アルドステロンの分泌量 アルドステロンの血中濃度 アルドステロンの作用である血圧(の上昇) エストロゲンの分泌量 エストロゲンの血中濃度 エストロゲンの作用である乳房の発達 が亢進するように、負のフィードバックが働く。

5.

エストロゲン分泌は、負のフィードバックにより調節されている。