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乳酸やケトン体などの酸性物質が、異常に多く生成され、血中に放出される(左図:筋細胞内の酸(H+)↑。血中への移動の矢印が太くなる)と、腎機能が正常であっても排泄が間に合わないことがあります。高H+血症となり、(重炭酸緩衝系の作用なしに)、動脈血に最初に起こる変化は、代謝性アシドーシス(による酸血症)です。