絶縁性伝導 末梢神経の中には神経線維が万の単位であります。そのうちの1本に活動電位が発生していても、平行する他の神経線維とは絶縁されているため、活動電位が飛び移ることはありません。
不減衰伝導 活動電位の発生は「全か無かの法則」に則っているため、伝導によって減衰しません。細胞内高エネルギー物質であるアデノシン3リン酸(ATP)を消費することで可能なのです。
両側性伝導 神経細胞膜の1カ所に発生した活動電位は、同心円状に広がります。線維の途中に活動電位が発生した場合、活動電位は両方向に伝導します。導火線の途中に火をつけたようなモノです。

Challenge Quiz

1.

神経線維の活動電位は軸索を伝わるにつれて、少しずつ減衰する。 

2.

神経線維において、1カ所に発生した活動電位は  一方向 両方向 に伝導する。

3.

神経線維の活動電位は容易に隣の神経線維をも興奮させる。 

4.

神経線維の活動電位は軸索を伝わるにつれて、少しずつ減衰することはない。これを  絶縁性伝導 不減衰伝導 両側性伝導 跳躍伝導 と言う。

5.

神経線維において、1カ所に発生した活動電位は両方向に伝導する。これを  絶縁性伝導 不減衰伝導 両側性伝導 跳躍伝導 と言う。

6.

神経線維の活動電位が隣の神経線維をも発火させることはない。これを  絶縁性伝導 不減衰伝導 両側性伝導 跳躍伝導 と言う。