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POINT!
滑車神経(第Ⅳ脳神経)は(滑車のようなはたらきで)作用の方向が変わっている(眼球の)上斜筋の神経である。
上斜筋が収縮すると、滑車の手前の腱は後ろ方向に動きますが、滑車より先の腱は前方向に動きます。そのため、眼球の上面が前方向に動き、視線は下を向きます。眼球運動の神経であり、感覚の作用はありません。
Challenge Quiz
1.
滑車神経の機能は
視覚
角膜、結膜の触覚・痛覚・温度覚
鼻、目、額周辺の顔面の感覚
縮瞳筋
毛様体(遠近調節)
涙腺への副交感神経
眼球の外転筋
上斜筋
外転筋・上斜筋以外の動眼筋
上眼瞼拳筋
正解!
である。
2.
滑車神経は第
I
II
III
IV
V
VI
VII
VIII
IX
X
XI
XII
正解!
脳神経である。
3.
滑車神経の機能は
嗅覚
上部鼻腔の触覚・痛覚・温度覚
下部鼻腔の触覚・痛覚・温度覚
視覚
角膜、結膜の触覚・痛覚・温度覚
鼻、目、額周辺の顔面の感覚
上顎顔面の感覚
下顎顔面の感覚
縮瞳筋
散瞳筋
毛様体(遠近調節)
涙腺への副交感神経
眼球の外転筋
上斜筋
外転筋・上斜筋以外の動眼筋
上眼瞼拳筋
(上眼瞼拳筋以外の)表情筋
胸鎖乳突筋
僧帽筋
咀嚼筋
嚥下筋
発声の筋
舌筋
唾液腺への副交感神経
舌前2/3の味覚
舌後1/3の味覚
舌根部の味覚
上部口腔の触覚・痛覚・温度覚
下部口腔の触覚・痛覚・温度覚
咽頭の触覚・痛覚・温度覚
喉頭の触覚・痛覚・温度覚
聴覚
(重力含む)直線加速度
(回転など)角加速度
頸動脈洞(血圧受容器)、頸動脈小体(酸素受容器)
胸腹部臓器の受容器
胸腹部臓器への副交感神経
正解!
である。